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冷蔵庫と洗濯機、実は“やっちゃダメ”が多い家電です【知らないと損】

公開日時 : 2026/01/17 カテゴリー : 未分類

毎日使う冷蔵庫と洗濯機。実は、何気なく行っているその使い方や設置方法が、家電の寿命を大きく縮め、故障の原因になっているかもしれません。多くの人が「まさか!」と思うようなNG行為を知らずに続けていると、突然の故障で高額な修理費用や買い替え費用が発生したり、電気代が余計にかかったりするリスクが高まります。この記事では、冷蔵庫と洗濯機を長く快適に使うために「絶対にやってはいけないこと」を、設置場所から日々の使い方、さらには引っ越し時の運搬まで、プロの視点で徹底解説します。これを読めば、あなたの冷蔵庫と洗濯機が長持ちし、無駄な出費を抑え、安心して使い続けられるようになるでしょう。

冷蔵庫と洗濯機の寿命を縮める設置場所のNG

冷蔵庫や洗濯機は、日々の生活に欠かせない家電ですが、その設置場所を誤ると、本来の寿命よりも早く故障したり、電気代が高くなったりすることがあります。快適で経済的な家電ライフを送るためにも、まずは設置場所のNGポイントをしっかり把握しましょう。

冷蔵庫を壁や家具に隙間なくぴったりつける

冷蔵庫の背面や側面、上部には、放熱のためのスペースが必要です。冷蔵庫は庫内の熱を外に逃がすことで冷却機能を維持しており、特に背面にあるコンプレッサーからは多くの熱が排出されます。壁や家具にぴったりとつけてしまうと、この熱がこもり、効率的に放熱できなくなってしまいます。

その結果、コンプレッサーに余計な負荷がかかり、冷却効率が低下して電気代が上昇するだけでなく、故障のリスクが高まり、冷蔵庫自体の寿命を縮めることにつながります。また、冷却機能が落ちることで、食品の鮮度保持にも影響が出る可能性があります。

一般的に、冷蔵庫の周囲には以下の目安で隙間を設けることが推奨されています。正確な数値はメーカーや機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。

設置場所 必要な隙間の目安 主な理由
背面 5cm~10cm以上 コンプレッサーからの放熱のため
側面 0.5cm~1cm以上 放熱およびドアの開閉、結露防止のため
上部 10cm~30cm以上 放熱のため

十分な隙間を確保することで、冷蔵庫は効率良く運転し、電気代の節約にもつながります。

洗濯機を水平ではない不安定な床に設置する

洗濯機は、水平で安定した場所に設置することが非常に重要です。洗濯槽が高速で回転する際、本体が傾いていると、大きな振動や騒音が発生し、ガタつきの原因となります。この振動は、洗濯機本体だけでなく、床や周囲の壁にもダメージを与える可能性があります。

不安定な設置は、洗濯機の内部にあるモーターや軸受といった部品に過度な負荷をかけ、摩耗を早めることにつながります。結果として、故障の原因となり、洗濯機の寿命を著しく縮めてしまうでしょう。また、洗濯物が偏って脱水がうまくできなかったり、最悪の場合、運転中に洗濯機が移動して給水ホースが外れ、水漏れ事故につながる恐れもあります。

設置の際は、水平器などを使って床が水平であることを確認し、洗濯機の脚部にあるアジャスターで高さを調整して、本体がグラつかないようにしっかりと固定してください。市販の防振ゴムや防振マットを使用することも、振動や騒音を軽減するのに有効です。

直射日光が当たる場所や高温多湿な環境を選ぶ

冷蔵庫も洗濯機も、直射日光が当たる場所や高温多湿な環境での使用は避けるべきです。

冷蔵庫の場合

直射日光が当たると、冷蔵庫の本体表面温度が上昇し、庫内の温度を保つためにコンプレッサーがより頻繁に、長時間稼働することになります。これは電気代の増加に直結し、冷却機能の低下を招きます。また、紫外線による本体樹脂部分の劣化も進みやすくなります。

高温多湿な場所では、冷蔵庫のドアパッキンなどにカビが発生しやすく、衛生面の問題だけでなく、パッキンの劣化による密閉性の低下を招き、冷気が漏れてさらに電気代がかさむ原因にもなります。

洗濯機の場合

洗濯機も同様に、直射日光にさらされると、本体のプラスチック部品やゴムパッキンが劣化しやすくなります。特に、透明なフタ部分などは、ひび割れや変色の原因となることがあります。

高温多湿な環境は、洗濯槽の内部や洗剤投入口などにカビが繁殖しやすい条件を作り出します。カビは衣類に付着して嫌な臭いの原因となるだけでなく、洗濯機の故障にもつながりかねません。また、湿度が高い場所では、電気部品の腐食やサビのリスクも高まります。

どちらの家電も、風通しが良く、温度変化の少ない涼しい場所に設置することが、長持ちさせるための重要なポイントです。

意外とやりがちな冷蔵庫の使い方の間違い

冷蔵庫は日々の食生活を支える大切な家電ですが、使い方を間違えると、電気代が高くなるだけでなく、食材の鮮度を保てなくなったり、最悪の場合は故障の原因になったりします。ここでは、多くの人が無意識のうちにやってしまいがちな冷蔵庫のNGな使い方とその理由、そして正しい対策をご紹介します。

温かい料理を冷まさずにそのまま冷蔵庫に入れる

調理したての温かい料理をすぐに冷蔵庫に入れるのは、実は避けるべき行為です。これは冷蔵庫全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

まず、温かいものを入れると、冷蔵庫内の温度が一時的に上昇します。これにより、周囲にある他の食品の温度も上がり、鮮度を損なう原因となることがあります。特に、デリケートな乳製品や生鮮食品にとっては大きなダメージです。また、食中毒の原因となるウェルシュ菌などの増殖を促す危険性もあります。

次に、冷蔵庫は庫内の温度を一定に保とうとするため、温かいものが入るとコンプレッサーが過剰に稼働し、より多くの電力を消費します。これは電気代の増加に直結します。 さらに、急激な温度変化により、庫内に結露が発生しやすくなります。結露はカビや雑菌の繁殖を促し、衛生面でも問題が生じる可能性があります。

対策としては、調理した料理は必ず粗熱を取ってから冷蔵庫に入れるようにしましょう。室温で冷ますのが基本ですが、急ぐ場合は、浅い容器に移して表面積を広くしたり、保冷剤や氷水に当てて冷やしたりする方法も有効です。ただし、長時間室温に放置すると菌が繁殖する可能性があるため、粗熱が取れたら速やかに冷蔵庫に入れることが重要です。食品の安全を考えるなら、27℃以下まで冷ますのが理想的とされています。

冷気の吹き出し口を食材で塞いでしまう

冷蔵庫の庫内には、冷気を循環させるための吹き出し口(冷気口、送風口)がいくつか設置されています。この吹き出し口を食材や容器で塞いでしまうと、冷蔵庫の冷却機能が十分に発揮されなくなります。

冷気口が塞がれると、庫内全体に冷気が均一に行き渡らなくなり、冷却ムラが発生します。その結果、特定の場所は冷えすぎたり、逆に冷えが悪くなったりして、食品の鮮度保持に悪影響を与えます。例えば、吹き出し口の近くは凍り付くほど冷えるのに、少し離れた場所では食品が傷みやすくなる、といった状況が起こり得ます。

また、冷気がうまく循環しないことで、冷蔵庫は設定温度を保とうと常にコンプレッサーを稼働させ続けることになります。これは消費電力の増加につながり、電気代が高くなる原因となります。 さらに、コンプレッサーに過度な負担がかかることで、冷蔵庫本体の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

冷蔵庫を効率的に使うためには、冷気口の周りには十分なスペースを確保し、食材を詰め込みすぎないことが重要です。 奥の壁や吹き出し口から少し離して収納するよう心がけましょう。また、定期的に庫内の整理を行い、冷気の流れを妨げるものがないか確認することも大切です。

ドアポケットに重い飲み物を詰め込みすぎる

冷蔵庫のドアポケットは、飲み物や調味料などを収納するのに便利なスペースですが、ここに重いものを詰め込みすぎるのは避けるべきです。

ドアポケットは、冷蔵庫の開閉時に最も大きな負荷がかかる部分の一つです。重い飲み物(例えば2Lペットボトル飲料など)を大量に収納すると、ドアのヒンジ(蝶番)に過度な負担がかかり、ドアが歪んだり、最悪の場合は破損したりすることがあります。 ドアが歪むと、密閉性が損なわれ、冷気が漏れやすくなります。これにより、庫内の温度が上昇しやすくなり、冷蔵効率が低下して電気代が増加するだけでなく、食品の鮮度保持にも悪影響を及ぼします。

さらに、ドアポケットに重いものを詰め込みすぎると、開閉時に勢い余って中のものが落下する危険性も高まります。特にガラス製の瓶などは割れると非常に危険です。

ドアポケットを長持ちさせ、冷蔵庫全体の性能を維持するためには、重い飲み物や大きな容器は、できるだけ本体の棚板に収納し、ドアポケットには軽い調味料や卵、チューブ類など、比較的軽量で頻繁に出し入れするものを入れるようにしましょう。 また、ドアポケットの収納量も、無理なく開閉できる範囲に留めることが大切です。

故障の原因になる洗濯機の使用上の注意点

洗濯機は日々の生活に欠かせない家電ですが、使い方を誤ると故障の原因となり、寿命を縮めてしまうことがあります。ここでは、特に注意すべき使用上のポイントを詳しく解説します。

洗剤や柔軟剤を規定量よりも多く入れすぎる

「汚れをしっかり落としたい」「香りを強くしたい」という思いから、ついつい洗剤や柔軟剤を多めに入れてしまうことはありませんか。しかし、規定量以上の使用は、衣類だけでなく洗濯機本体にも悪影響を及ぼします

洗剤を入れすぎると、過剰な泡が発生し、すすぎ残しの原因となります。これにより、衣類に洗剤成分が残り、肌荒れやかゆみを引き起こす可能性もあります。また、柔軟剤の過剰使用は、衣類の吸水性を低下させ、特にタオルなどはゴワつきやすくなります。

さらに深刻なのは、洗濯機内部への影響です。過剰な洗剤や柔軟剤は、洗濯槽の裏側や排水経路に蓄積し、カビやヘドロ、ぬめりの発生を促進させます。 これらは悪臭の原因となるだけでなく、排水ホースや配管の詰まりを引き起こし、排水不良や故障につながる恐れがあります。 洗剤の自動投入機能付き洗濯機では、センサーの誤作動の原因になることもあります。

常に洗剤や柔軟剤のパッケージに記載されている使用量を守り、洗濯物の量や汚れ具合に合わせて適切に計量しましょう。 もし誤って多く入れてしまった場合は、衣類を入れずに「槽洗浄」コースを運転したり、すすぎを追加したりすることで、洗濯機内部に残った成分を洗い流すことができます。

洗濯物を一度に詰め込みすぎてモーターに負荷をかける

一度にたくさんの洗濯物を洗いたい気持ちは理解できますが、洗濯槽に衣類をぎゅうぎゅうに詰め込む行為は、洗濯機の寿命を著しく縮めるNG行為の一つです。

洗濯物が多すぎると、洗濯槽内で衣類が自由に動けなくなり、洗浄力が大幅に低下します。 水や洗剤が衣類全体に行き渡らず、汚れが十分に落ちないだけでなく、洗剤カスが残ってしまうこともあります。 その結果、生乾きの臭いや雑菌の繁殖を招き、せっかく洗った衣類が悪臭を放つ原因にもなりかねません。

また、衣類同士が擦れ合ったり絡まったりすることで、生地の傷みや色移り、さらには洗濯ネットの破損につながることもあります。 特に脱水時には、洗濯物の偏りによって洗濯槽が激しく振動し、「ガタガタ」「ゴトゴト」といった大きな異音を発生させることがあります。 このような状態は、モーターや駆動部に過度な負担をかけ、故障や脱水エラーの原因となります。

洗濯機に表示されている容量(例:○kgまで)を参考にしつつ、洗濯槽の7~8割程度を目安に洗濯物を入れるようにしましょう。 見た目ではまだ余裕があるように見えても、重い衣類やかさばる衣類(ジーンズ、バスタオル、毛布など)が多い場合は、量を減らすことが大切です。 洗濯物を詰め込みすぎず、複数回に分けて洗濯することで、衣類も洗濯機も長持ちさせることができます。

防水パンや排水口の掃除を長期間放置する

洗濯機の下に設置されている防水パンや、その内部にある排水口は、普段あまり目にしない場所ですが、定期的な掃除を怠ると、深刻なトラブルの原因となります。

洗濯機の排水には、衣類から出る糸くず、髪の毛、皮脂汚れ、泥汚れ、そして洗剤カスなどが含まれています。これらが排水口や排水ホース内部に蓄積していくと、やがて詰まりを引き起こします。 排水がスムーズに流れなくなると、洗濯機から「排水エラー」が表示されたり、最悪の場合、排水が逆流して防水パンから水が溢れ出す「水漏れ」につながる恐れがあります。

また、排水口の詰まりや汚れは、悪臭の発生源にもなります。 排水トラップ(臭気上がりを防ぐための部品)に溜まった水が減ったり、汚れが溜まったりすることで、下水の臭いが室内に上がってくることがあります。さらに、湿気が多く汚れが溜まりやすい環境は、カビや雑菌が繁殖する温床となり、洗濯槽の汚れや衣類の臭いの原因にもなります。

これらのトラブルは、洗濯機の性能低下だけでなく、故障や寿命を縮めることにもつながります。 快適な洗濯環境を保ち、洗濯機を長持ちさせるためには、月に1回程度を目安に排水口と排水トラップの掃除を行いましょう。 防水パン自体は、半年に1回程度でも問題ありません。

具体的な掃除手順は以下の通りです。

ステップ 内容 ポイント
1. 事前準備 洗濯機の電源を切り、コンセントを抜く。給水栓を閉める。 感電や水漏れを防ぐために必ず行いましょう
2. 排水ホースの取り外し 排水口から排水ホースを慎重に引き抜く。 ホース内に残った水がこぼれる場合があるので、雑巾やバケツを用意しておくと安心です。
3. 排水トラップの分解と清掃 排水口のカバー、筒状の部品、パッキンなどを取り外し、付着した糸くずや髪の毛、ヘドロなどを除去する。 ブラシや使い古しの歯ブラシ、浴室用洗剤などを使って丁寧に洗い、汚れをしっかり落とします。
4. 排水管内部の洗浄 必要に応じて、パイプクリーナーを排水管に流し込み、規定時間放置した後に大量の水を流す。 パイプクリーナーの取扱説明書に従い、換気をしながら使用しましょう。
5. 防水パンの清掃 防水パンに溜まったホコリや髪の毛、水垢などを拭き取る。 水垢には酸性洗剤が効果的です。
6. 再組み立て 清掃した部品を元の通りにしっかりと組み立て直す。 パッキンの向きや位置がずれると水漏れや悪臭の原因になるため、確実に装着してください。
7. 動作確認 給水栓を開け、電源プラグを差し込み、少量の水で試運転を行い、水漏れがないか確認する。 異常がないことを確認してから、通常の洗濯を開始しましょう。

日頃から洗濯機の糸くずフィルターや乾燥フィルターをこまめに掃除することも、排水口の詰まり予防につながります。 また、洗濯機のかさ上げ台を利用することで、防水パンや排水口の掃除が格段にしやすくなるため、検討してみるのも良いでしょう。

引っ越しや移動時の運搬でやってはいけないこと

冷蔵庫や洗濯機は大型家電であり、引っ越しや部屋の模様替えなどで移動させる際には、専門知識と適切な手順が不可欠です。誤った方法で運搬すると、故障や破損の原因となるだけでなく、思わぬ事故につながる可能性もあります。ここでは、特に注意すべき「やってはいけないこと」とその理由、そして正しい対処法を詳しく解説します。

冷蔵庫を横に寝かせた状態で運搬する

冷蔵庫を運搬する際、「スペースがないから」と横に寝かせた状態で運ぶのは絶対に避けるべき行為です。冷蔵庫の内部構造は、縦置きを前提に設計されています。横に寝かせて運搬すると、以下のような深刻な問題が発生するリスクがあります。

  • 冷媒ガスとコンプレッサーオイルの混入: 冷蔵庫の冷却システムには、冷媒ガスとコンプレッサーを潤滑するオイルが使われています。横置きにすると、オイルが冷媒ガスの配管内に流れ込み、冷却回路を詰まらせる可能性があります。これにより、冷却機能が著しく低下したり、最悪の場合、コンプレッサーが焼き付いて完全に故障してしまうことがあります。
  • 内部部品の損傷: 冷蔵庫のコンプレッサーは、振動を吸収するためにスプリングで吊るされているのが一般的です。横置きにすることで、このスプリングに無理な力がかかり、コンプレッサーが外れたり、他の内部配管や部品が破損したりする恐れがあります。
  • 本体の変形や凹み: 冷蔵庫の扉や側面は、縦方向の重みには耐えられるように作られていますが、横方向からの圧力には弱い場合があります。運搬中の振動や衝撃で、本体が変形したり凹んだりするリスクも高まります。

正しい運搬方法と注意点

冷蔵庫は、必ず立てた状態で運搬するのが基本です。やむを得ず傾ける必要がある場合でも、可能な限り角度を小さくし、コンプレッサーがある背面を下にして傾けるようにしてください。また、運搬後はすぐに電源を入れず、最低でも2〜6時間程度(機種によって異なる)は立てた状態で放置し、コンプレッサーオイルが元の位置に戻るのを待ってからプラグを差し込むようにしましょう。この時間を確保することで、故障のリスクを大幅に減らすことができます。

洗濯機の水抜きを完全に行わずに移動させる

洗濯機を移動させる際、内部に水が残ったまま運搬するのは非常に危険です。残水があると、運搬中に様々な問題を引き起こす可能性があります。

  • 水漏れによる損害: 洗濯槽や排水ホース、給水ホース内に残った水が運搬中に漏れ出し、床や家財、他の荷物を濡らしてしまうことがあります。特に、引っ越し業者に依頼している場合、他の荷物への損害賠償問題に発展する可能性も考えられます。
  • カビや悪臭の発生: 残水が長時間放置されると、洗濯槽や排水経路内でカビが繁殖しやすくなります。これが原因で、再設置後に洗濯物から嫌な臭いがしたり、洗濯機自体から悪臭が漂ったりすることがあります。
  • 内部部品の凍結破損: 冬場の寒い時期に移動させる場合、内部に残った水が凍結し、給水弁や排水ポンプ、ホースなどが破損する恐れがあります。
  • 運搬時の重量増加と不安定さ: 水が残っていると、洗濯機全体の重量が増し、運搬作業が困難になります。また、内部で水が揺れ動くことで重心が不安定になり、転倒のリスクも高まります。

洗濯機の水抜きと輸送用ボルトの取り付け手順

洗濯機を安全に運搬するためには、以下の手順で完全な水抜きと適切な準備を行うことが重要です。特にドラム式洗濯機の場合、輸送用ボルトの取り付けは必須です。

項目 手順と注意点
給水ホースの水抜き 蛇口を閉め、洗濯機の電源を入れて「脱水」コースを数分間運転し、給水ホース内の水を排出します。その後、給水ホースを蛇口と洗濯機本体から取り外し、ホース内に残った水を完全に抜きます。
洗濯槽内の水抜き(脱水) 洗濯槽内の水を「脱水」コースで完全に排出します。必要に応じて複数回行い、水滴が残らないようにします。
排水ホースの水抜き 排水ホースを排水口から抜き、ホースを低くして内部に残った水を全て排出します。ホースの先端をタオルなどで包み、水が飛び散らないように注意しましょう。
糸くずフィルターの清掃と水抜き(ドラム式) ドラム式洗濯機の場合、本体下部にある糸くずフィルター(排水フィルター)を開けて、残水を排出します。同時に、フィルターに溜まった糸くずやゴミも清掃しておきましょう。フィルターを開ける際は、必ず下に受け皿とタオルを準備してください。
輸送用ボルトの取り付け ドラム式洗濯機や一部の縦型洗濯機には、輸送時の振動から洗濯槽を保護するための輸送用ボルト(固定ボルト)があります。取扱説明書を確認し、指定された箇所に必ず取り付けましょう。これを怠ると、運搬中に洗濯槽が大きく揺れ動き、内部部品や外装が破損する重大な故障の原因となります。設置後は、忘れずに取り外してください。
電源コードとホースの固定 電源コードや給水・排水ホースは、本体にテープなどでしっかりと固定し、運搬中に引っかかったり破損したりしないようにします。

これらの準備を怠ると、運搬中の破損だけでなく、再設置後のトラブルにもつながりかねません。特に、ドラム式洗濯機の輸送用ボルトの取り付け忘れは、高額な修理費用が発生する原因となるため、細心の注意を払いましょう。

家電の運搬は、専門業者に依頼することも賢明な選択です。専門業者であれば、適切な機材と知識で安全かつ確実に運搬してくれます。例えば、大手家電量販店では、購入時の配送・設置だけでなく、引っ越し時の運搬サービスを提供している場合もあります。詳細は各社のウェブサイトで確認してください。

まとめ

冷蔵庫と洗濯機は、私たちの生活に欠かせない家電ですが、実は多くの「やっちゃダメ」な注意点があります。設置場所の不備、誤った使い方、不適切なメンテナンス、そして運搬時のミスは、家電の寿命を著しく縮め、高額な修理費用や買い替え費用を発生させる原因となります。本記事でご紹介したNG行為を避けることで、大切な家電を長く快適に使い続け、無駄な出費を抑えることができます。日々のちょっとした心がけが、家電の長寿命化と節約に繋がることを覚えておきましょう。